追楓日本2022
台北》青森-(步行)聖徳公園, (友人)弘前城跡,》(友人) 十和田八幡平國立公園(八甲田山(Mt. Hakkoda),(酸ケ湯温泉,蔦沼,十和田湖,奧入瀨溪(14g公里溪行--(奥入瀬渓流館>Nenokuchi Parking Lot子ノ口))》(新幹線)秋田角館,久保田城,田澤湖》(新幹線)盛岡(櫻山神社,盛岡城跡》(新幹線)一關》(JR) 平泉(世界遺産平泉ポスト)>(友人)(中尊寺,毛越寺,觀自在王院跡)》(新幹線)大宮公園,冰川神社,大和田公園)》(新幹線)輕井澤(雲場池 Komoba Pond,神宮寺)>(友人) 中輕井澤 ( 榆樹街小鎮 ハルニレテラス,軽井沢星野エリア)》(新幹線)東京上野恩賜公園 》台北
日本の友に導かれた、錦秋の旅
日本(にほん)の友(とも)に導(みちび)かれた、錦秋(きんしゅう)の旅(たび)
国際連盟(こくさいれんめい)の事務総長(じむそうちょう)に就任(しゅうにん)して以来(いらい)、私(わたし)は日本支部(にほんしぶ)との交流(こうりゅう)を積極的(せっきょくてき)に深(ふか)めてきた。その長年(ながねん)の友情(ゆうじょう)が、やがて一(いっ)か月(げつ)余(あま)りにわたる「日本紅葉紀行(にほんこうようきこう)」を実現(じつげん)させてくれた。
台北(たいぺい)から青森(あおもり)へ飛(と)び、最初(さいしょ)に聖徳公園(しょうとくこうえん)を歩(ある)いた。澄(す)みきった北国(きたぐに)の空気(くうき)の中(なか)、木々(きぎ)はすでに秋(あき)の色(いろ)を帯(お)び、長(なが)い旅(たび)の幕(まく)が静(しず)かに開(あ)いた。
普通列車(ふつうれっしゃ)に乗(の)って弘前(ひろさき)へ向(む)かい、弘前城跡(ひろさきじょうあと)を訪(たず)ねた。城跡(しろあと)を包(つつ)む紅葉(こうよう)は、赤(あか)、黄(き)、橙(だいだい)の色(いろ)を幾重(いくえ)にも重(かさ)ね、まるで津軽(つがる)の秋(あき)が描(えが)いた一幅(いっぷく)の絵巻(えまき)のようであった。
その後(ご)、JRバスで十和田八幡平国立公園(とわだはちまんたいこくりつこうえん)へ入(はい)った。八甲田山(はっこうださん)、酸ヶ湯温泉(すかゆおんせん)、蔦沼(つたぬま)を巡(めぐ)り、やがて静謐(せいひつ)な十和田湖(とわだこ)へと至(いた)った。
旅(たび)の中(なか)でも、最(もっと)も忘(わす)れがたいのは奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)である。日本(にほん)の友人(ゆうじん)が細(こま)やかに手配(てはい)してくれたおかげで、奥入瀬渓流館(おいらせけいりゅうかん)から子ノ口(ねのくち)まで、約十四(やくじゅうよん)キロの渓流沿(けいりゅうぞ)いを歩(ある)くことができた。
清流(せいりゅう)は岩(いわ)の間(あいだ)を白(しろ)く泡立(あわだ)ちながら走(はし)り、大小(だいしょう)の滝(たき)が森(もり)の奥(おく)から姿(すがた)を現(あらわ)す。足元(あしもと)には落葉(おちば)が積(つ)もり、頭上(ずじょう)には燃(も)えるような楓(かえで)が広(ひろ)がっていた。水音(みずおと)を聞(き)きながら歩(ある)く十四(じゅうよん)キロは、単(たん)なる散策(さんさく)ではなく、秋(あき)そのものの懐(ふところ)を歩(ある)くような時間(じかん)であった。
子ノ口(ねのくち)に着(つ)く頃(ころ)、森(もり)の光(ひかり)は次第(しだい)に柔(やわ)らかくなり、十和田湖(とわだこ)の水面(みなも)が夕空(ゆうぞら)の色(いろ)を映(うつ)していた。友(とも)の厚意(こうい)がなければ、このように心(こころ)ゆくまで奥入瀬(おいらせ)の秋(あき)を味(あじ)わうことはできなかっただろう。
秋田県(あきたけん)では、友人(ゆうじん)が車(くるま)で角館(かくのだて)、久保田城(くぼたじょう)、田沢湖(たざわこ)の間(あいだ)を案内(あんない)してくれた。
「みちのくの小京都(しょうきょうと)」と呼(よ)ばれる角館(かくのだて)では、黒板塀(くろいたべい)の武家屋敷(ぶけやしき)と紅葉(こうよう)が美(うつく)しい調和(ちょうわ)を見(み)せていた。久保田城跡(くぼたじょうあと)には佐竹氏(さたけし)の歴史(れきし)が残(のこ)り、田沢湖(たざわこ)の深(ふか)い瑠璃色(るりいろ)の湖面(こめん)は、周囲(しゅうい)の紅葉(こうよう)を静(しず)かに映(うつ)していた。
新幹線(しんかんせん)で盛岡(もりおか)へ向(む)かうと、そこでも友人(ゆうじん)が待(ま)っていてくれた。櫻山神社(さくらやまじんじゃ)や盛岡城跡(もりおかじょうあと)を歩(ある)きながら、南部氏(なんぶし)が築(きず)いた盛岡(もりおか)の歴史(れきし)について詳(くわ)しく解説(かいせつ)してくれた。
さらに、東北地方(とうほくちほう)を代表(だいひょう)する戦国武将(せんごくぶしょう)、伊達政宗(だてまさむね)の生涯(しょうがい)と功績(こうせき)にも話(はなし)が及(およ)んだ。政宗(まさむね)は仙台藩(せんだいはん)の基礎(きそ)を築(きず)き、城下町(じょうかまち)を整備(せいび)しただけでなく、慶長遣欧使節(けいちょうけんおうしせつ)をヨーロッパへ派遣(はけん)し、海外(かいがい)との交流(こうりゅう)にも目(め)を向(む)けた人物(じんぶつ)である。片目(かため)の英雄(えいゆう)「独眼竜(どくがんりゅう)」として知(し)られるが、その視野(しや)は海(うみ)を越(こ)えるほど広(ひろ)かった。
一ノ関(いちのせき)からJRで平泉(ひらいずみ)へ向(む)かい、世界遺産(せかいいさん)の中尊寺(ちゅうそんじ)、毛越寺(もうつうじ)、観自在王院跡(かんじざいおういんあと)を訪(たず)ねた。奥州藤原氏(おうしゅうふじわらし)が願(ねが)った浄土(じょうど)の世界(せかい)は、華(はな)やかな栄華(えいが)が失(うしな)われた後(あと)も、静(しず)かな庭園(ていえん)と古(ふる)い礎石(そせき)の中(なか)に息(いき)づいていた。
「夏草(なつくさ)や 兵(つわもの)どもが 夢(ゆめ)の跡(あと)」
松尾芭蕉(まつおばしょう)の句(く)を思(おも)い浮(う)かべると、目(め)の前(まえ)の紅葉(こうよう)さえ、歴史(れきし)の栄枯盛衰(えいこせいすい)を語(かた)っているように見(み)えた。
さらに大宮公園(おおみやこうえん)、武蔵一宮氷川神社(むさしいちのみやひかわじんじゃ)、大和田公園(おおわだこうえん)を巡(めぐ)り、新幹線(しんかんせん)で軽井沢(かるいざわ)へ向(む)かった。雲場池(くもばいけ)は「スワンレイク」とも呼(よ)ばれ、水面(みなも)には錦(にしき)のような紅葉(こうよう)が映(うつ)っていた。
神宮寺(じんぐうじ)を訪(たず)ねた後(あと)、友人(ゆうじん)の案内(あんない)で中軽井沢(なかかるいざわ)のハルニレテラスと軽井沢星野(かるいざわほしの)エリアへ向(む)かった。湯川(ゆかわ)の流(なが)れに沿(そ)って並(なら)ぶ建物(たてもの)は森(もり)と溶(と)け合(あ)い、都市(とし)の喧騒(けんそう)を忘(わす)れさせてくれた。
旅(たび)の最後(さいご)は、東京(とうきょう)の上野恩賜公園(うえのおんしこうえん)であった。友人(ゆうじん)は朝早(あさはや)くから公園(こうえん)へ出(で)かけ、私(わたし)たちのために「桜王(さくらおう)」と呼(よ)ばれる名木(めいぼく)の近(ちか)くに場所(ばしょ)を確保(かくほ)してくれた。
春(はる)には桜(さくら)の名所(めいしょ)となる上野(うえの)も、この季節(きせつ)は銀杏(いちょう)と紅葉(もみじ)が金色(きんいろ)と深紅(しんく)に輝(かがや)いていた。けれども、私(わたし)の心(こころ)を最(もっと)も温(あたた)めたものは、美(うつく)しい景色(けしき)だけではなかった。朝早(あさはや)くから場所(ばしょ)を取(と)り、遠方(えんぽう)から迎(むか)えに来(き)て、歴史(れきし)を語(かた)り、旅路(たびじ)を支(ささ)えてくれた日本(にほん)の友人(ゆうじん)たちの真心(まごころ)であった。
この一(いっ)か月(げつ)余(あま)りの旅(たび)は、単(たん)なる追楓旅行(ついふうりょこう)ではなかった。それは国際交流(こくさいこうりゅう)から生(う)まれた友情(ゆうじょう)を確(たし)かめ、日本(にほん)の自然(しぜん)、歴史(れきし)、文化(ぶんか)、そして人情(にんじょう)に触(ふ)れる旅(たび)であった。
紅葉(こうよう)は季節(きせつ)が過(す)ぎれば散(ち)ってしまう。しかし、旅先(たびさき)で受(う)けた友情(ゆうじょう)と温(あたた)かな心遣(こころづか)いは、散(ち)ることなく、今(いま)も私(わたし)の記憶(きおく)の中(なか)で鮮(あざ)やかに色(いろ)づいている。
長野縣輕井澤町矢ヶ崎公園
Warmth of Karuizawa Pension Sato
軽井沢ペンション 佐藤のぬくもり
軽井沢聖パウロカトリック教会
神宮寺
軽井沢ショー記念礼拝堂
諏訪神社
軽井沢・プリンスショッピングプラザ
軽井沢星野エリア
榆樹街小鎮
ハルニレテラス
雲場池Komoba Pond
秋田千秋公園
秋田
久保田城 表門
秋田久保田城跡







































































































































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